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医師会健康コラム

●広報よしかわ保健ガイド

広報よしかわ保健ガイド欄には、吉川松伏医師会会員の健康・医療・福祉の記事が定期的に掲載されています。ここでは、その過去の記事を掲載しています。
記事タイトル
広報掲載月
記事担当医師名
相羽医院 
 相羽 直人 先生
磯久クリニック
 磯久 一郎 先生
大蔵小児科内科医院
 大蔵 とく子 先生
埼葛クリニック
 小笠原 忠彦 先生
さくら医院
 岡山 文章 先生
金田整形外科
 金田 庸一 先生
ひかり眼科
 鈴木 君代 先生
そめや整形外科
 染谷 操 先生
田中皮フ科クリニック
 田中 博康 先生
つしまメンタルクリニック
 津島 豊美 先生
土屋医院
 土屋 時彦 先生
はすみクリニック
 蓮見 桂三 先生

●論説や話題

健康・医療・福祉に関わる論説や話題について掲載しています。
 

水道水フロリデーションと医師会のかかわり

平成12年12月に水道水フロリデーションについて厚労省から「自治体から水道水質基準内でのフッ化物添加について技術支援要請があれば、水道事業者、水道利用者、地元歯科医師会等の理解等を前提に、厚生科学研究の成果を活用する等により歯科保健行政の一環として応じてまいりたい」とする見解が出され、当医師会は市の要請を受けて水道水フロリデーションの安全性やフッ化物の応用についての検討会に過去2回委員を派遣しました。
 医師会委員は医療専門家としておもに水道水フロリデーションの人体への安全性の検証などを中心に討議に加わり、また厚労省見解を軸に水道水フロリデーションを受ける権利、受けない権利などについても言及して参りました。

1)吉川市水道水フッ化物添加検討部会(平成13年~15年)
 検討部会の結論として以下のようにまとめられました。
 「検討部会は専門家からの講義を踏まえ、水道水へのフッ化物添加がう蝕の予防に有効であるという認識を概ね得ましたが、安全性の面では共通の認識を得られませんでした。
 市民レベルでは、水道水フッ化物添加についてほとんど周知がなく、今後市民の健康づくりのために、適切な情報提供を図りながら、市民とともに協議・研究を行っていくことが必要と考えます。
 厚生労働省は、自治体から技術的支援要請があれば、住民等の理解等を前提に歯科保健の一環として支援するとの見解を出しておりますが、検討部会としては委員の共通認識を得られないことから、現段階として水道水にフッ化物を添加することについて時期尚早であると考えます」
 報告書全文は以下を参照ください。
   フッ化物協議会報告書(平成15年)(PDF)

2)吉川市フッ化物応用協議会(平成23年~24年)
 課題解決のための方策(3)水道水フロリデーションの項②で以下のような結論が示されました。
 「水道水フロリデーションの実施の判断は、自治体が行うものであるが、それまでの過程において、専門機関による支援や地域住民のコンセンサスが必要である」
 フッ素の局所応用になどについても討議された報告書全文は以下を参照ください。 

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